ボクシングの4大世界戦が6日に東京ドームで行われ、セミファイルで世界初挑戦した武居由樹が世界タイトル獲得に成功しました!
WBO世界バンタム級王者ジェーソン・モロニー(33=オーストラリア)に3―0の判定で勝利し、通算100人目の日本ジム所属の男子世界王者となりました。21年にK―1から転向し9戦目。夢を実現した武居は「こんにちは!足立区から来た武居が東京ドームでチャンピオンになりました!」と絶叫し、大声援に応えていました。武居は戦績を9戦全勝(8KO)としています。
以下は、武居の試合後会見のコメントです。
――最後は危ないシーンもありました
モロニー選手の気持ちが強くて12ラウンドは危ない場面もありましたが、頭の中は冷静で、「八重樫さんの試合みたいだ」と思いながら戦っていました。歓声がすごくパワーになりました
―キックからボクシングの世界王者に。この勝利の意味は
自分の古巣のキックボクシングのジムの子供たちも「勝利ボクシングの世界チャンピオンになりたい」という子供たちがたくさんいる。そういう子供たちのためにも道を切り開けてよかった。
――あらためて今の気持ちと、今後について
今はとにかくほっとした気持ちです。今日の試合内容ではまだまだ、もっと強くなって戻ってきます。